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【コラムPTOT1】節前線維・節後線維

【コラムPTOT1】節前線維・節後線維

2026.04.24

PT(理学療法士)・OT(作業療法士)学生の勉強に役立つ情報をお送りします。

国家試験の勉強は、ただ問題を解くだけではなく、
選択肢を1つ1つしっかりと理解し、暗記することが重要です。
実際の国試問題の選択肢について解説していきます。

■ 国家試験 PT・OT共通
45P61 より

× 節後性交感神経線維は有髄線維である

(解説)

■ まず前提:自律神経とは?

自律神経とは、自分の意思とは関係なく、体の働きを調整している神経です。

例えば、
・心臓を動かす
・呼吸を調整する
・消化を進める

といった働きをコントロールしています。

■ 自律神経の種類

自律神経は大きく2つに分かれます。

・交感神経(活動・緊張のときに働く)
・副交感神経(休息・回復のときに働く)

■ 自律神経の特徴

ここが今回の問題のポイントです。

自律神経は、神経が途中でバトンタッチしています。

■ どこでバトンタッチする?

神経節(ganglion)です。

神経節とは、
・神経の中継地点(乗り換え場所)
・神経細胞の本体(細胞体)が集まっている場所

を指します。

■ だから神経は2本に分かれる

自律神経は1本ではなく、2本構造です。

・節前線維(前半)
・節後線維(後半)

■ イメージで理解

中枢(脳・脊髄)
↓(節前線維)
神経節(乗り換え)
↓(節後線維)
臓器

神経は途中で乗り換えています。

■ ここが国家試験のポイント

節前線維は有髄(速い)
節後線維は無髄(遅い)

■ だからこの問題はこう考える

「節後性交感神経線維は有髄線維である」

節後線維は無髄なので、

誤り(×)となります。

■ さらに整理すると

・交感神経:節前が短い/節後が長い
・副交感神経:節前が長い/節後が短い

この関係まで押さえておくと、応用問題でも迷いません。

■ まとめ(ここだけ覚える)

自律神経は2本構造
節前=有髄、節後=無髄

■ 学習のポイント

勉強は、「理解」した上で、「暗記」です。

ここまでを理解したら、

 節前=有髄(速い)
 節後=無髄(遅い)

と、ノートに書いてください。

次の日もそのノートを見直し、
また分からなくなったら、ここを見直してください。

上記の内容が、秒で出てくるように(想起できるように)なれば、
問題で間違えることはなくなります。

「なんとなく」ではなく、
「構造で理解する」ことで、得点が安定します。

 

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