【コラムPTOT3】神経筋接合部、神経伝達物質、アセチルコリン
PT(理学療法士)・OT(作業療法士)学生の勉強に役立つ情報をお送りします。
国家試験の勉強は、ただ問題を解くだけではなく、選択肢を1つ1つしっかりと理解し、暗記することが重要です。
実際の国試問題の選択肢について解説していきます。
■ 国家試験 PT・OT共通
45P61 より
× 神経筋接合部にはノルアドレナリンが含まれている
(解説)
■ まず結論
神経筋接合部の神経伝達物質は
「アセチルコリン」です。
したがって、この選択肢は誤りです。
■ 神経筋接合部とは?
神経筋接合部とは、
運動神経と筋肉がつながる場所です。
ここで神経からの信号が筋肉に伝わり、
筋収縮が起こります。
■ では、何が使われている?
このとき使われる神経伝達物質が
アセチルコリン(ACh)です。
運動神経終末から放出され、
筋肉側の受容体に結合して収縮を起こします。
■ ノルアドレナリンはどこで使われる?
ここが国家試験の重要ポイントです。
ノルアドレナリンは、
交感神経の節後線維で使われます。
つまり
・神経筋接合部 → アセチルコリン
・交感神経節後線維 → ノルアドレナリン
と役割が異なります。
■ 運動神経(体性神経)と自律神経の違い
ここも整理しておくと強いです。
・運動神経(体性神経)
→ 筋肉を動かす
→ 神経筋接合部でアセチルコリン
・自律神経
→ 内臓や血管を調整
さらに自律神経は
・交感神経
・副交感神経
に分かれます。
■ 神経伝達物質の整理(超重要)
・交感神経
節前:アセチルコリン
節後:ノルアドレナリン
・副交感神経
節前:アセチルコリン
節後:アセチルコリン
・神経筋接合部
アセチルコリン
■ だからこの問題はこう考える
「神経筋接合部にはノルアドレナリンが含まれている」
↓
神経筋接合部はアセチルコリン
↓
誤り(×)
■ まとめ(ここだけ覚える)
神経筋接合部=アセチルコリン
交感神経節後線維=ノルアドレナリン
このセットで覚えておけば、確実に得点できます。
